常福寺(曹洞宗)

〒754-0213 山口県美祢市美東町長登481

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【御詠歌】

 

 

 

【銅の里】

 美東町は、山口県の中西部にひろがるわが国最大のカルスト台地、秋吉台国定公園内に位置する。ここはその昔、東大寺大仏の銅を採掘した里としても有名である。そうした環境に常福寺がある。

 はじめに寺史を追う。「町誌」は、次のように記す。

 -元和元年(1615)開祖宗珍。寺伝によれば、もと長福寺と称したが、享保元年(1716)常福寺と改称した。明治八年(1875)ごろ当山二十世・真定の代に諸堂をことごとく焼失、現本堂は明治十一年に再建した。深川大寧末である。

 元和元年は徳川家康が天下を平定した年である。その年、「武家諸法度」を発布して、徳川幕府の基礎をかためた。世に「元和偃武」ともいう。翌二年、家康は将軍職を秀忠に譲る。 

 開祖の宗珍は不明。常福寺と改称したのは、公儀に長福丸君が誕生したからではないだろうか。島根県のある寺院でも、その筋の達しをもって改名している。

 深川大寧寺(現長門市)は、大内義隆主従が自刃したところで、のち毛利元就が堂宇を再建して義隆の霊を弔った。盛時には末寺六百カ所を擁する防長二国の名刹である。

 

【道順】

電車・バスの場合=JR山陽新幹線・山陽本線の新山口駅から萩行きの防長交通バス(一時間に一便程度)にて「長登」下車、銅山遺跡公園の方へ徒歩七分。

車の場合=山陽自動車道・小郡ICを下りて、県道小郡三隅線を萩方面に向かう。国道四九〇号線に入り大田を過ぎて二キロ、三叉路を銅山遺跡公園の方へ左折し寺に至る。普通車二十台程度駐車可。大型バスは遺跡公園に駐車。 


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